プーケット県タラン郡パークロック地区で10日午前6時46分ごろ、白いスズキの乗用車が猛スピードで走行中、路上でバイクを発進させようとしていた女性に正面から衝突した。女性はバイクもろとも車の前面に押し付けられたまま、道路脇の雑貨店に突っ込んだ。
衝突の衝撃は凄まじく、女性は脚を切断する重傷を負い、車のフロント部分に挟まれた状態で発見された。救急隊が直ちに現場に駆けつけ、救出作業にあたった。バイクと店舗も大破し、現場は大きな被害を受けている。
事故の一部始終は店舗の防犯カメラに記録されており、51秒の映像がSNS上で拡散された。投稿者は「言葉が出ない」とだけコメントを添えている。映像にはプーケットナンバーの白い乗用車が高速で接近し、まったく減速することなくバイクと女性に激突する瞬間が映っていた。
SNS上では「かわいそうすぎる」「無事を祈る」といった声が相次いだほか、一部のユーザーからは「この車が以前から同じ地域で猛スピードで走っているのを見たことがある」との証言も寄せられた。住宅街や集落内での速度超過に対する怒りの声が広がっている。
タイではソンクラーン「危険な7日間」が始まったばかりで、交通事故への警戒が強まっている。前日にもプーケットで外国人運転の車が対向車線に突入し少女3人が負傷する事故が発生しており、観光地プーケットの交通安全が改めて問われている。
タイの交通事故死亡率はWHOの統計でも世界トップレベルにある。年間約2万件前後の交通事故死亡が発生しており、バイクが最も多い被害車両だ。飲酒運転や速度超過が主な原因で、特にソンクランやお正月などの連休期間中に件数が急増する。政府は「7日間の危険な時期」として特別警戒を実施しているが、改善ペースは緩慢だ。
タイ政府は交通安全対策として「7日間の危険な時期」キャンペーンを毎年のソンクラン・正月に展開し、アルコール検問と速度取締りを強化する。2025年の数値では交通事故死亡者数が前年比で微減したが、依然として深刻な状況だ。
タイでは交通事故の原因として無謀運転・飲酒・スマートフォン操作が上位を占める。被害者への損害賠償は保険制度を通じて行われるが、保険未加入の事故車両が多く、実際の補償が不十分なケースも多い。
タイ政府は交通安全対策として「7日間の危険な時期」キャンペーンを毎年のソンクラン・正月に展開し、アルコール検問と速度取締りを強化する。2025年の数値では交通事故死亡者数が前年比で微減したが、依然として深刻な状況だ。タイでは交通事故の原因として無謀運転・飲酒・スマートフォン操作が上位を占める。
被害者への損害賠償は保険制度を通じて行われるが、保険未加入の事故車両が多く、実際の補償が不十分なケースも多い。外国人観光客がタイで交通事故に巻き込まれた場合、旅行保険の適用と大使館への連絡が重要となる。
在タイ日本人や日本からの訪問者にとっても、今回のような出来事はタイの社会・文化の一側面を理解するうえで参考になる。タイと日本の間には歴史的・経済的な深い結びつきがあり、在タイ日系企業のビジネス活動や日本人観光客への影響も無視できない。今後も継続的な情報収集と現地状況の把握が重要だ。