サムットプラーカーン県プラプラデーン市は4月9日、恒例の「ソンクラーン・プラプラデーン2569」を4月24日から26日までの3日間にわたり盛大に開催すると発表した。タイ各地のソンクラーンが4月13〜15日に集中するなか、プラプラデーンは毎年この時期をずらした独自の日程で祭りを行うことで知られている。
同祭りはタイ中部に暮らすモン族(タイ・ラマン)の伝統文化を色濃く受け継ぐ行事である。モン族はミャンマーからタイへ移住した歴史を持ち、プラプラデーン一帯には今もその子孫が多く暮らしている。水かけだけでなく、伝統衣装をまとったパレードや民族舞踊、地元の食文化を楽しめる点が他地域のソンクラーンとは一線を画す。
プラプラデーン市の記者会見によると、今年は地域の伝統行事の保存と観光振興の両立を目指し、例年以上の規模で準備を進めているという。バンコク中心部からBTSと渡し船を乗り継いで約1時間とアクセスも良く、毎年タイ人だけでなく外国人観光客の姿も増えている。
ソンクラーン期間の高速道路を無料開放、首相は飲酒運転禁止を強調や2026年ソンクラーン休暇、官公庁と銀行の休業日を総まとめなど、今年のソンクラーン関連情報と合わせてチェックしておきたい。
4月下旬にバンコク近郊で本格的なタイの伝統文化に触れられる貴重な機会である。水かけ祭りの喧騒とは異なる落ち着いた雰囲気のソンクラーンを体験したい人にとって、プラプラデーンは有力な選択肢となるだろう。