バンナー・トラート通り(ソクンビット・ロード東方延長線)を走行中の自動車のガラスが、飛来した大きな鉄板に粉砕された。2026年4月9日、Facebookに目撃動画が投稿され、ドライバーの間で緊急の注意喚起が広まっている。
事故の経緯
投稿したのはFacebookユーザー「スユアンフェイ・ケアウマス」で、「バンナー・トラート通りで鉄板が飛んできた。よけられなかった。保険請求の手続きは済んだ。ソンクラン後に修理に出す予定。このエリアを通る人はくれぐれも気をつけて」と投稿した。
写真を見ると、フロントガラスが鉄板によって大きく砕けた状態が確認できる。「本当に突然で、よける間もなかった」との説明が、不意の危険を如実に示している。
なぜ鉄板が飛ぶのか
バンナー・トラート通り周辺では建設工事・インフラ整備・看板の取付工事などが頻繁に行われている。工事現場からの資材の落下、または走行中のトラックからの荷崩れが、車道への飛散物につながることがある。
特に金属製の看板や資材は重量があり、フロントガラスや車体に直撃すれば重大事故につながる危険がある。ドライバーへの被害だけでなく、歩行者が危険にさらされるケースも報告されている。
バンナー・トラート通りの現状
バンナー・トラート通りはバンコクのバンナー交差点からサムットプラカーン・チョンブリー方面に向かう幹線道路で、交通量が多く物流トラックが多く通行する。この路線は工場地帯や工業団地へのアクセスルートでもあるため、大型トラックの往来が絶えない。
タイでは工事現場の安全管理に関する規制があるが、実際の施工では安全対策が不十分なケースも多い。2026年に入って雨が少なく乾燥した気候が続いているため、軽い資材が風で飛びやすい状況にもあった。
事故後の対処
車が損傷した場合、タイでは任意保険(包括保険:プラカン・チャン)があれば修理費をカバーできる。保険に加入していない場合は全額自己負担となる。損害が工事現場や第三者に起因することが明確であれば、相手方への賠償請求も可能だが、立証が難しいケースも多い。