パタヤ市は4月9日夕方、市内の主要観光スポットで物乞い行為を取り締まる合同作戦を実施した。ポラメート・ンガムピチェット市長とダムロンキアット副市長が陣頭指揮を執り、午後6時から各エリアを巡回した。
この作戦は毎月定期的に行われているもので、公共の秩序維持と観光地としてのイメージ向上を目的としている。パタヤはタイ有数の国際的観光都市であり、ビーチロードやウォーキングストリートなど外国人観光客が集中するエリアでは、物乞いの存在が長年の課題となってきた。
物乞い行為はタイの法律で規制されており、取り締まりの対象者には福祉施設への案内や本国送還などの措置が取られる。特に外国人による組織的な物乞いは、人身売買との関連が指摘されるケースもあり、当局は摘発と保護の両面から対応を進めている。
パタヤでは近年、観光客を狙った詐欺グループの暗躍やバイクタクシー運転手による暴行事件など、治安面での問題が相次いでいる。市当局は月例の取り締まりを通じて、安全な観光環境の整備を継続する方針である。
ソンクラーン連休を目前に控え、観光客の増加が見込まれるなか、パタヤ市は治安対策を一層強化していく構えだ。