パタヤで2026年4月9日の夜、外国人グループによる観光客への詐欺・強盗が同じ夜に2件発生した。2件は同一の手口で、いずれも観光客に近づいて友人のように振る舞い、金銭を見せるように仕向けたうえで現金を奪い取るものだった。
第1の事件
午前1時ごろ、パタヤ市警察が最初の通報を受けた。オランダ国籍の観光客の男性が、身に覚えのない外国人数人に囲まれ、財布の中身を確認するよう促された。男性が財布を開くと、その瞬間に現金を奪われて逃げられた。被害額は数万バーツ相当とされている。
第2の事件
同じ夜の別の時刻に同様の被害が報告された。別の外国人観光客が、同一または関連するグループとみられる外国人に同じ手口で現金を奪われた。2件は場所・時刻が近く、犯行グループが同一であるとの見方が強い。
犯行グループの特徴
目撃情報によると、犯行グループは複数人の外国人で構成されており、観光客に友好的に近づいて信頼を得てから犯行に及ぶ。警察の記録では「ストリートスキャム(路上詐欺)」と呼ばれる手口で、主要な観光地では年間を通じて発生している。
パタヤでは中国語圏・南アジア系・東ヨーロッパ系の犯罪グループが活動していることが確認されており、特定の語学が使える犯人が観光客を標的にするケースが多い。
パタヤの観光安全問題
パタヤはチョンブリー県の観光都市で、年間多数の外国人観光客が訪れる。ナイトライフが盛んな分、詐欺・ぼったくり・強盗の被害報告が多い地区でもある。パタヤ警察は観光警察(Tourist Police)が24時間体制で対応しており、被害に遭った際は1155(観光警察ホットライン)に連絡することが推奨されている。
警察は今回の犯行グループの特定・逮捕に向けた捜査を進めており、防犯カメラ映像の解析が行われている。



