4月10日早朝、パタヤで走行中のバイクタクシー運転手がインド人観光客の頭部を手で叩く動画がSNSに投稿された。Facebookアカウント「แจ็ค โพธิ์แดง」が公開した映像には、乗客を乗せたオレンジベスト姿の運転手が、車道を歩いていたインド人男性の頭部を叩いた後そのまま走り去る場面が映っている。
動画の内容と経緯
報道によると、観光客が車道を歩いており、交通の妨げになっていたことが暴行のきっかけになったとされる。しかしタイのSNSでは「理由が何であれ暴力は許されない」「観光立国としての信頼を損なう行為だ」という批判が圧倒的だった。
パタヤ警察は動画の確認と犯人特定の捜査を進めていると発表したが、逮捕まで至ったかどうかは明らかにされていない。
パタヤのバイクタクシーを巡る問題
パタヤのバイクタクシー(モーターサイ・ラップジャーン)はビーチや繁華街を中心に多数が営業しており、観光客の移動手段として広く使われる。しかし中にはぼったくりや態度の悪さを指摘する声もあり、観光客とのトラブルは以前から報告されてきた。
今回の件は動画があることで証拠が明確だった。パタヤ市は定期的にバイクタクシーの規制や研修を実施しているが、地区ごとに縄張りがあり管理は難しい。
ソンクラン前のパタヤで相次ぐトラブル
4月上旬から中旬にかけて、パタヤでは外国人観光客が絡む事件が相次いだ。バイクタクシーによる暴行のほか、外国人同士のトラブルや詐欺被害の報告も続いた。ソンクラン連休(4月11〜17日)を控えたタイミングで、パタヤの治安への注目度が高まっていた。
観光客として訪れる際は、バイクタクシーを利用する場合は乗車前に料金を確認することと、トラブルが起きた場合は観光警察(1155)に連絡することが推奨される。