タイ南部ソンクラー県ハートヤイで、ソンクラーン恒例の巨大水タンク商売が今年も始まった。露店が売り出しているのは氷入り200リットルの水タンクで、価格は1基500バーツ。水かけ祭りの「弾薬庫」として毎年人気を集める商品である。
4月10日の夕方17時ごろから、ニパットウティット3通りとタムヌンウィティー通りの両側に露店がずらりと並び始めた。今年で定着した感のある「ハートヤイ・ミッドナイト・ソンクラーン2026」に向けた大規模な準備が着々と進んでいる。
ハートヤイのソンクラーンは深夜まで続く激しい水かけ合戦で知られ、タイ南部最大級の祝祭として国内外から参加者が集まる。200リットルタンクはグループでの参戦に欠かせないアイテムで、氷を入れた冷水を浴びせ合うのが醍醐味だ。
今年はソンクラーン初日のフェリーに長蛇の列ができるなど、燃料高にもかかわらず各地で祭りの熱気が高まっている。ハートヤイ駅では帰省客が殺到し、1等席が28日まで完売という盛況ぶりである。
タイ南部を訪れる予定の方は、ハートヤイの夜通しの水かけ合戦に参加してみるのも一興だろう。ただし氷入りの冷水は容赦なく降りかかるため、スマートフォンの防水対策だけは万全にしておきたい。