サムットプラカーン県で宅配ドライバーの男性が自宅のトイレで用を足している最中に銃撃され、搬送先の病院で死亡が確認された。犯人は犯行直後にロングテール船で川を渡って逃走し、使用した拳銃を川の中に投げ捨てていた。
事件を受けて地元警察が捜査を開始したところ、犯行から間もなく容疑者の男が自ら警察署に出頭した。男は取り調べに対し、被害者との間に個人的な恨みがあったと供述している。
犯行の手口は極めて計画的であった。容疑者は被害者が無防備な状態になるタイミングを狙い、自宅内のトイレにいるところを襲撃した。犯行後は事前に用意していたとみられるロングテール船で素早く現場を離れ、証拠隠滅のため凶器を川に投棄している。
警察は川に捨てられた拳銃の回収作業を進めるとともに、容疑者が語る「恨み」の具体的な内容や背景について詳しく調べを進めている。容疑者の身柄は現在も警察の管理下に置かれている。
タイでは個人間のトラブルが銃撃事件に発展するケースが後を絶たない。水路が張り巡らされたサムットプラカーン県の地理的特性を利用した逃走劇も、この地域ならではの事件の様相を呈している。