ソンクラーン連休を前に、タイ南部の主要ターミナルであるハートヤイ駅が帰省・旅行客であふれている。地方路線からバンコク方面まで各列車が満席に近い状態となり、1等車の切符は4月28日分まですべて売り切れた。
タイ国鉄南部線では需要の急増に対応するため、臨時特別列車983・984便(バンコク・アピワット中央駅〜ヤラー間)を増発した。それでも予約は好調で、連休終盤まで座席確保が難しい状況が続いている。
ハートヤイ駅は南部最大の鉄道結節点であり、ソンクラー県やパッターニー県、ヤラー県など深南部への乗り換え拠点でもある。毎年ソンクラーン前後は混雑するが、今年は燃料価格の高騰で自家用車での移動を避ける層が鉄道に流れているとみられる。
今年のソンクラーンは高速道路の無料開放やモーチットバスターミナルの大混雑など、各交通機関で帰省ラッシュが報じられている。世論調査では燃料高を理由に「自宅待機」を選ぶ人が最多となったが、移動を決めた人々は鉄道やバスなど公共交通に集中している格好である。
南部方面への移動を計画している場合は、2等・3等についても早めの予約が推奨される。臨時列車の運行スケジュールはタイ国鉄の公式サイトやアプリで確認できる。