タイ県行政局は9日、5つの関係機関と連携し「ソンクラーン・セーフ・アンド・ケア作戦」を正式に開始した。ナルーチャー県行政局長の指示を受け、ウィトゥーン副局長がバンコクのワンチャイヤー庁舎で発足式を主宰した。
作戦の柱は、ソンクラーン期間中のホテルや娯楽施設に対する集中的な立入検査である。安全基準の順守状況を確認し、観光客が安心して祝祭を楽しめる環境を整備する狙いがある。
今年のソンクラーンは旅客370万人の利用が見込まれ、例年以上に治安・安全対策の重要性が増している。合同作戦には警察や消防など複数の省庁が参加し、横断的な監視体制を敷く方針である。
バンコク都も独自にAI監視カメラを活用した24時間警戒態勢を敷くほか、警察当局は露出行為や痴漢への厳罰適用を警告するなど、各機関がそれぞれの管轄で対策を強化している。
水かけ祭りの熱気が高まるなか、政府は観光収入の確保と旅行者の安全を両立させる構えである。宿泊施設や夜の繁華街を重点的に巡回することで、国内外からの観光客の信頼を確保したい考えだ。