ナコーンラーチャシーマー県ワンナムキアオ郡で4月6日夜、4メートルのキングコブラが民家に侵入した。家族がテレビを見ていた目の前に現れ、全員がパニックで家の外に逃げ出す騒ぎになった。
午後8時25分ごろ、住民からの通報を受けた地元レスキュー隊「フック31」が駆けつけた。確認されたのは体長4メートル、体重約3キロのキングコブラである。近隣のタップラン国立公園から降りてきたとみられる。
レスキュー隊員は専用の道具と素手を使い、約15分の格闘の末に捕獲に成功した。コブラは袋に入れられ、タップラン国立公園に戻された。
タイでは蛇の民家侵入は珍しくない。先月も自宅にキングコブラが2匹出現して格闘する騒動や、ホテルのベッドで寝ている客の首をコブラが這う事件が報じられている。
ワンナムキアオ郡は自然豊かな高原地帯で、国立公園に隣接する住宅地では野生動物との遭遇が日常的に起きる。日本では考えられない光景だが、タイの田舎暮らしでは「テレビを見ていたらコブラ」がリアルな日常のリスクである。
