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レクサスRZがタイで299万バーツから発売、日本からCBU輸入のEV3グレード展開

レクサスRZがタイで299万バーツから発売、日本からCBU輸入のEV3グレード展開

レクサスがタイでRZ(MY2026)を299万〜379万バーツで発売。日本CBU輸入で、日本価格の約1.9倍。76.96kWhバッテリーにSteer-by-wireモデルも用意。

レクサスがタイでRZ(MY2026)を正式発売した。日本からの完成車輸入(CBU)で、3グレードを展開する。価格は299万〜379万バーツ(約1,486万〜1,883万円)だ。

グレードタイ価格円換算(1バーツ≒4.97円)
RZ 350e Grand Luxury(FWD)299万バーツ約1,486万円
RZ 500e Premium AWD349万バーツ約1,734万円
RZ 500e Premium AWD Steer-by-wire379万バーツ約1,883万円

日本ではRZ 350e「version L」が790万円、RZ 500e「version L」が850万円だ。タイのRZ 350eは約1,486万円で、日本の約1.9倍になる。CBU輸入のため関税・物品税が上乗せされた結果だ。

ちなみに日本では2026年1月からEV補助金が最大130万円に増額されており、RZ 350eの実質価格は660万円まで下がる。タイにはこのような大型補助金がないため、価格差はさらに開く。

バッテリー容量は76.96kWhで、RZ 350eは前輪駆動(FWD)、RZ 500eは四輪駆動(AWD)を採用する。最上位のSteer-by-wireグレードは、機械的な接続なしにステアリングを電気信号で制御する先進技術だ。ハンドルの操舵角と車輪の切れ角を独立制御でき、小回りや高速安定性が向上する。

日本仕様ではRZ 350eの航続距離がWLTCで733kmに達するが、タイ仕様の公称値は現時点で未公表だ。

  • バッテリー保証:8年または16万km
  • バッテリー劣化保証:容量70%を下回った場合に対応

レクサスブランドとしてはタイ市場で数少ないBEV(バッテリー式電気自動車)の選択肢だ。競合にはBMW iX(259万バーツ〜)やメルセデスEQE(349万バーツ〜)があり、輸入プレミアムEVの激戦区に投入された形になる。

バンコクモーターショー2026の前半7日間では41,778台が予約されており、燃料危機の中でEVへの関心が高まるタイ市場でレクサスがどこまで存在感を示せるかが注目される。