タクシン・チナワット元首相が5月11日に仮釈放され、クロンプレム中央刑務所から釈放される見通しとなった。刑期1年のうち3分の2(8か月)を経過したことが仮釈放の要件を満たす。
タクシン氏は最高裁判所政治職者犯罪部門の判決に基づき服役中で、現在までに6か月22日間を刑務所内で過ごしている。釈放後は残り4か月間の保護観察に移行する。
電子監視装置(EMブレスレット)の装着については、3つの委員会の裁量に委ねられる。70歳以上であることや健康上の問題が考慮される見込みだ。
タクシン氏は2023年8月に15年ぶりにタイに帰国し、直後に収監された。その後、健康上の理由で病院に長期入院し、2025年の恩赦で刑期が8年から1年に短縮されていた。タイ政治に絶大な影響力を持つ人物の処遇は常に国内外の注目を集めている。
新内閣「アヌティン2」は本日正式に発足したが、プアタイ党(タクシン氏の影響下)も連立政権に参加しており、タクシン氏の仮釈放は政治的にも微妙なタイミングだ。

