MGがタイ市場向けMG4の2026年モデル(MY2026)を発表した。最大の注目点は価格の大幅引き下げで、スタンダードレンジが57万9,900バーツ(前モデル66万9,900バーツから9万バーツ減)、ロングレンジが69万9,900バーツ(74万9,900バーツから5万バーツ減)となった。
スタンダードレンジは50kWhのLFPバッテリー(CATL製)を搭載し、モーター出力170PS、航続距離はNEDC基準で450km。DC急速充電は120kWに対応し、10〜80%まで30分以内で充電できる。ロングレンジは62.2kWhバッテリーで245PS、航続540km。前モデルから75PSの出力アップとなる。
インテリアも刷新された。12.3インチのタッチスクリーン、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto対応の新インフォテインメント、10.25インチのデジタルメーターを装備。ロングレンジにはベンチレーテッドシートとワイヤレス充電も付く。
タイのEV市場は中国メーカー間の価格競争が激化している。BYD Dolphinが69万9,900バーツ、Neta Vがかつて55万バーツ台で販売されるなど、60万バーツ以下のセグメントが主戦場だ。MG4の値下げはこの競争に対応したものとみられる。
初年度保険、自宅充電器設置、バッテリー永久保証が標準で付帯する。タイでEVの購入を検討しているなら、選択肢がまた一つ増えた形だ。
