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カンペーンペット県でスタンドに夜通し行列 開店と同時にディーゼル売り切れ

カンペーンペット県で住民がスタンドに夜通し行列。ディーゼルは朝の開店時のみ在庫があり、日中営業に切り替えた店舗も。

カンペーンペット県で住民がガソリンスタンドに夜通し並ぶ事態が発生している。ディーゼルの在庫が朝の開店時にしかなく、確実に給油するため前夜から列を作る人が出ている。

カンペーンペットはバンコクから北に約350キロ、タイ北部の農業県だ。農業機械のトラクターやポンプに使うディーゼルが不可欠で、農家にとって給油できるかどうかは生活の死活問題となっている。

スタンドの営業時間も変わった。従来24時間営業だった店舗が、朝6時〜夕方5時の日中営業に切り替えている。在庫が限られるため、開店と同時に売り切れる状態だ。

日本で「ガソリンスタンドに夜通し並ぶ」という光景は、2011年の東日本大震災直後の東北地方で見られたが、平時にはまず起きない。タイでは中東紛争という外部要因が国内の燃料流通を直撃し、地方の住民が最も苦しんでいる。

首相は「今週中にどのスタンドでも給油できるようにする」と宣言したが、カンペーンペットの住民には届いていない。