パタヤで、交際相手のトランスジェンダー女性の首を刃物で刺し重傷を負わせたとして、22歳の男が逮捕された。男は盗んだ大型バイクに乗り、ガラス店へ求職の面接に訪れていたところを取り押さえられた。
交際3か月、深夜の部屋で首を刺す
警察によると、被害に遭ったのはプレー県出身で、パタヤのキャバレーで働く30歳のトランスジェンダー女性。容疑者のアピシット容疑者(22)とは約3か月の交際関係だった。5月25日深夜、パタヤ南部の借家3階の部屋で、女性は首を刃物で刺され、現在も重体だという。容疑者は「嫉妬と怒りで自制を失った」「自分の姉を脅されたと感じた」などと説明しているとされる。
盗難バイクで求職、店主の通報で御用
容疑者は事件後に逃走し、5月28日にパタヤ裁判所が逮捕状を出していた。5月30日朝、バンラムン郡ノンプルー地区で、盗まれたホンダ・フォルツァ350に乗ってガラス店へ求職の面接に来ていたところを発見された。挙動を不審に思った店主の通報で、ホワイヤイ警察署が身柄を確保した。容疑者は20日以上失業し、何度も採用を断られていたという。
重傷害と窃盗の容疑、警察は計画性も視野
容疑者は首を刺したこととバイクの窃盗を認めている。容疑は重傷害と自動二輪の窃盗。警察は同じ5月25日に複数の窃盗があったとみて調べている。捜査を率いるワラウィット警察大佐は「容疑者の説明をうのみにはできない」と述べ、衝動的な犯行ではなく計画性があった可能性も視野に入れている。
被害女性は重体、回復を待つ
被害女性は依然として重体で、回復が待たれる。パタヤは観光地として知られる一方、交際をめぐるトラブルや窃盗事件も後を絶たない。今回は、盗難車での求職という不審な行動が通報につながり、逃走していた容疑者の早期確保に結びついた。


