タイ気象局(TMD)は5月13日、2026年5月14日から18日にかけて全国44県とバンコク(BKK)を含む広範な地域で豪雨から大豪雨が予報されるとして、警告告示第62/2569号 第2号を発表した。BKKの降雨確率は60%。北部・中央部・東部・南部の各地で鉄砲水と土石流の危険が高まる見込みで、ベンガル湾下部の強い低気圧の動きと南西モンスーンの強まりが原因となる。アンダマン海では波高が3mを超える地点もあり、小型船舶の出航禁止が呼びかけられている。
影響地域は北部・中央部・東部・南部、44県+BKK
警告対象は北部・中央部・東部・南部の各地で、5月14日から18日まで継続する豪雨〜大豪雨。具体的には44県が大雨対象とされ、首都バンコク(BKK)でも降雨確率60%が示された。雨量が積算で増えることにより、低地・河川沿い・山麓地帯では鉄砲水と土石流が発生するリスクが高まる。
原因はベンガル湾低気圧+南西モンスーン強化
今回の豪雨の気象的背景は、ベンガル湾下部に発達している強い低気圧がベンガル湾上部へ移動することと、アンダマン海・タイ湾を覆う南西モンスーンの勢力強化が重なるため。両方の要素が同時に作用することで、タイ全土の降水量が大幅に増える見込みだ。
アンダマン海・タイ湾の高波、小型船は出航禁止
5月14-18日のアンダマン海では波高2-3m、雷雨が発生する地点では3mを超える可能性がある。タイ湾上部でも波高約2m、雷雨地点では2m超。航行する船舶は雷雨地点を避けるよう呼びかけられ、特にアンダマン海の小型船舶は同期間中の出航禁止が勧告された。プーケットやクラビ、ピピ島などの観光ボート利用には影響が出る可能性がある。
在タイ日本人・観光客への影響と公式情報源
在タイ日本人にとっては、5月14-18日のバンコク市内の浸水・通勤への影響、地方旅行先での土砂崩れ・洪水リスクを意識する必要がある。タイ気象局の公式情報はTMDのサイト(tmd.go.th)、24時間対応の電話番号(0-2399-4012-13、または1182)で確認可能。プーケット・サムイ島・ピピ島などの海洋観光・スピードボート利用は出航停止や運休の可能性があり、旅行計画は事前に旅行会社や宿泊先に確認するのが安全だ。