プーケット島ラワイ地区で2026年5月10日午後2時30分頃、外国人男性がバイクで走行中に突然車線変更してタイ人10代男性のホンダ・ウェーブ(赤)に衝突し、そのまま赤信号を無視してプロムテープ岬方向に逃走した。母親がFacebook「Rainbow Sarnrach」アカウントで目撃情報を求める投稿を行い、SNSで拡散した。
被害を受けた少年は左脚に重傷、右膝・両腕にも負傷を負い、バイクの左側が大きく損傷した。外国人男性のバイクにはナンバープレートが明瞭に映っており、CCTVにも記録されているが、2026年5月12日の取材時点で「捜査は進展なし、正式な立件はまだ」という状況が続いていた。
母親は「ナンバープレートまで映っているのに、なぜ逮捕できないのか」と当局の対応に不満を示した。外国人男性のバイクには2〜3人が乗っており(乗り過ぎ)、そのことも周囲の証人の証言から確認されている。
プーケットでは外国人観光客・長期滞在者によるバイク事故が繰り返し問題となっている。プーケット警察の統計では、バイク関連の交通事故の相当割合に外国人が絡んでいる。タイのバイク免許または国際免許なしで無免許運転をする外国人も多く、プーケット県は定期的な取り締まりと広報を実施しているが、「逃げ得」を防ぐ制度的な整備はまだ不十分と指摘される。
被害者が地元住民であり、加害者が外国人で逃走したというこの構図は、プーケットのSNSコミュニティで強い反応を呼んだ。外国人観光客・居住者と地元住民の間の交通安全をめぐる問題は、プーケットのホスピタリティとルールの実効性の両立という課題として繰り返し議論されている。
