タイ高速道路公社(EXAT)が5月13日水曜日の「農耕祭日(วันพืชมงคล/ピチ・モンコル日)」に、バンコク首都圏の有料高速道路3路線・計63料所を24時間(00:01-24:00)無料化する。同日は政府公示の祝日で、年に1度の王室主催「王宮田植え儀式」と同期して全国的な祝日になっている。在住者・観光客・通勤者にとって直接的なコスト削減となるニュースだ。
無料化の対象3路線は以下の通り:
- チャルームマハナコン高速道路(Din Daeng - Bangna - Daokanong):21料所
- シーラート高速道路(Chaeng Wattana - Bang Khlo - Sri Nakharin):32料所
- ウドンラタヤ高速道路(Bang Pa In - Pak Kret):10料所
合計63料所が24時間(深夜0時1分から翌0時まで)無料となる。これらの路線は、バンコク中心部とドンムアン空港・スワンナプーム空港・パッタヤ方面・ノンタブリ方面の主要動線を網羅しており、5月13日の家族レジャー・観光・出張に活用できる。
「農耕祭日」(พืชมงคล/ピチ・モンコル日)は、毎年5月の特定の日に開催される王室主催の宗教儀式「王宮田植え儀式(Royal Plowing Ceremony)」と同じ日に設定される。バンコク・サナームルアン広場でラチャプロル(タイ王室付き祭官)が執り行う儀式で、その年の稲作の豊凶を占う伝統的な行事。タイ農業の象徴的な日として、政府公示の公休日となっている。
EXATの無料化措置は、(1)公休日の交通量増加への対応(料金所での渋滞解消)、(2)国民の祝日レジャーへの政府支援、(3)国内観光促進、(4)タイ農業文化の象徴日としての特別感醸成、という複合的な狙いを持つ。例年、農耕祭日には多くの家族がバンコク郊外へドライブやピクニックに出かけるため、有料高速道路の混雑緩和効果も大きい。
タイ在住の日本人駐在員にとって、5月13日の無料化は実用的なメリットだ。スワンナプーム空港・ドンムアン空港から市内への往復、パッタヤ・ホアヒン方面への家族ドライブ、ノンタブリ方面の住居からのアクセスなど、いずれの動線でも料金が一切かからない。ただし、無料化は通行料金のみで、車検・保険などの基本料金は通常通り発生する点に注意。
なお、5月13日は政府公示の公休日のため、銀行・政府機関・主要な民間企業の多くが休業する。在住者の家族レジャーには絶好のタイミングと言えるが、ATM現金引き出し・公証手続き・大使館訪問などは事前準備が必要となる。EXATの公式アナウンスではフリー対象路線の詳細マップも公開されているので、出発前の確認が望ましい。
