日本人YouTuber「Ryotainthailand」チャンネルのオーナーRyotaさんが、日本の会社を辞めてタイに移住した。8年前にバックパッカーの聖地カオサン通りで1週間過ごしたのがきっかけで、その後7回の訪タイを重ねて「もう日本に帰りたくない」との結論に至ったという。
Ryotaさんは地元メディアの取材にこう答えた。「初めて来たのは8年前、カオサン通りで1週間過ごしました。タイ料理はとても美味しくて、こういう雰囲気の場所は日本にはありません。タイ人は親切でフレンドリーで、話しかけてくれて楽しかった。それ以降タイに7回来て、もう愛しすぎて帰りたくない。日本の会社を辞めてタイに移住しました」。
タイで受けたカルチャーショックを尋ねられると、まずは「タイ人のフレンドリーさ」を挙げた。「動画ではタイ人の家に招かれて一緒にご飯を食べる様子を撮りました。タイ人は『どこから来たの?』と聞いてきて、『これ食べて、あれも美味しいよ』と次々に勧めてくれる。日本ではなかなかこんな経験はできません」。
次に挙げたのが、バイクの家族乗りである。「4人や5人の家族が1台のバイクに乗っている光景」だ。日本では違反だが、タイの地方では子どもを含めた家族全員が1台に乗るのが普通で、初めて見たときは驚いたという。
Ryotaさんのチャンネルはタイ語と日本語に両対応で、タイ人のフォロワーも多い。タイ人からは「私たちの文化を発信してくれてありがとう」というコメントも届く。日本人がタイに魅了されて移住する事例はSNSでたびたび話題になるが、Ryotaさんのようにチャンネルを通じて双方向に交流を発信する存在は増えている。
タイに移住する日本人は増加傾向にあり、退職後のロングステイだけでなく、Ryotaさんのような現役世代が生活費の安さとライフスタイルのゆとりを求めて移るケースも目立つ。ただし、在留資格、医療保険、税務といった制度面では旅行とは段違いの準備が必要で、タイ人の温かさに感動するだけでは続かない。