100万バーツ(約500万円)の金の腕時計を「みんなが欲しがって面倒だから」という理由で溶かして売ったタイ人男性が話題になっている。
男性は高級金製腕時計を所有していたが、友人や知人から「売ってくれ」「譲ってくれ」と頼まれ続けることに嫌気がさしたという。断っても断っても要求が止まらず、ついに時計を金地金に溶かして売却することを決めた。
金相場が高騰している今、溶かして売ればほぼ購入価格に近い金額で売れる。「時計として売れば100万バーツだが、金として溶かしても大差ない。それなら煩わしさから解放される方がいい」と男性は語った。
タイでは金は「いつでも換金できる資産」として広く認識されており、金のアクセサリーや装飾品を投資目的で保有する人が多い。金価格が朝700バーツ上昇するなど相場が乱高下するなか、金製品の売買は日常的な光景である。
「欲しがる人が多すぎるから溶かす」という発想はタイならではの豪快さだが、100万バーツの時計を躊躇なく溶かせる金銭感覚にSNSでは驚きの声が上がっている。




