チェンマイ県で山火事から逃げて母親とはぐれた野生イノシシの子豚が、顔と背中に火傷を負った状態で発見された。「ブンロート(幸運にも生き延びた)」と名付けられ、チェンダーオ野生動物保護区で治療を受けている。
住民が見つけた時、子豚は極度に衰弱し脱水症状を起こしていた。すぐに保護区の職員に引き渡され、まず水分補給が行われた。水を飲むと徐々に意識が戻り、反応も良くなっていったという。
検査の結果、顔と背中に火傷の痕が確認された。山火事から必死に走って逃げる際に炎に焼かれたとみられる。母親の行方は分かっていない。
先週は同じチェンマイの山火事から生後4日の子鹿が保護され「ソンクラン」と命名されたばかりである。エラワン滝付近の大規模な山火事にヘリが52回出動するなど、タイ北部の森林火災は野生動物にも深刻な影響を及ぼしている。
ブンロートは現在、保護区の職員が24時間体制で経過を見守っている。火傷の治療と栄養補給を続け、回復を待つ状態である。



