テスラがタイでModel Y「Juniper」(2026年モデル)の正式価格を発表した。中国からのCBU(完成車)輸入で、ベースグレードのRWD(後輪駆動)が171万9,000バーツ(約834万円)から。4月3日からはPremium(AWD)に7万バーツの値引きキャンペーンも適用される。
ラインナップは4グレード展開だ。RWDが171万9,000バーツ、ロングレンジRWDが184万9,000バーツ、ロングレンジAWD(Premium)が201万9,000バーツ、そして6人乗りのModel Y Lが199万9,000バーツとなっている。Model Y Lはバンコク国際モーターショー2026でASEAN初披露され、通常のPremium AWDより2万バーツ安い価格設定で注目を集めた。
Juniperの名で呼ばれる今回のフェイスリフトでは、16インチの大型センタースクリーンやブラックルーフが採用された。外観はフロントバンパーとリアのデザインが刷新されている。
日本ではModel Y RWDが563万1,000円(2026年4月時点)で販売されており、タイ版は約834万円相当と割高だ。タイのEV補助金がModel Yの価格帯に適用されるかが購入検討者の関心事となるが、現行の補助金制度では200万バーツ以下の車両が対象となっている。RWDとロングレンジRWDは対象圏内にある。
KIA EV5がモーターショーで34万バーツ値引きを打ち出すなど、タイのEV市場は価格競争が激化している。テスラがモーターショー会期中に値引きを仕掛けたのも、この競争環境への対応とみられる。

