4月15日、パトゥムワン警察はソンクランの水かけ取材中に女性記者へわいせつ行為をした容疑者メタシット(36歳、姓は非公開)を、バンコク南刑事裁判所に勾留請求した。公衆の面前でのわいせつ行為の罪に問われており、警察は「社会に対する危険がある」として保釈に反対している。
メタシットは護送時に顔を手で隠し続けた。報道陣から犯行の動機を問われても無言だったが、「謝罪したいか」との質問には「酔っていて意識がなかった。申し訳ない。これまで謝る機会がなかった」と口を開いた。強いストレスを感じているとも述べている。
一方、取り調べの段階では容疑を全面否認していたことが判明している。「酔って覚えていない」と反省を見せながら容疑は認めないという矛盾した姿勢に、ネット上では「典型的な言い訳」との批判が集中した。
事件当日、現場にいた市民からは被害者が記者以外にも1〜2人いたとの証言が出ている。外国人観光客の女性も被害に遭っていた可能性があり、警察は余罪を調べている。
ソンクランの水かけでは毎年、群衆に紛れた痴漢が問題になる。今年は本件に加え、シーロムで外国人男がわいせつ行為をして即逮捕された事件も発生しており、会場の警備体制が問われている。


