タイ道路安全センターは、ソンクラン連休「7日間危険期間」の5日間(4月10〜14日)で全国の死者が191人に達したと発表した。事故件数は951件、負傷者は911人にのぼる。
5日目の4月14日だけで192件の事故が発生し、202人が負傷、30人が死亡した。4日間の累計が154人だったことを踏まえると、5日目に37人が上積みされた格好である。3日間で95人だった死者数は、4日目に一気に59人増えて以降、高止まりが続いている。
原因の内訳は速度超過が38.54%で最多、飲酒運転が28.13%で続き、合わせて全体の約3分の2を占めた。飲酒運転だけでも5日間で3,726件が検挙されている。車両別ではバイクが72.88%と圧倒的で、手軽な移動手段が最大のリスクになっている。
事故が集中する時間帯は午後3〜6時(23.96%)で、年齢層は20〜29歳が23.71%で最多だった。道路の形状では直線道路が77.08%を占め、見通しの良い場所で速度を出しすぎるケースが目立つ。地方の県道・村道での発生が30.73%にのぼり、都市部よりも地方で被害が広がっている構図である。
「7日間危険期間」は残り2日(4月15〜16日)。政府は速度違反と飲酒運転の取締りを最終日まで強化する方針だが、連休の後半ほど帰省ラッシュと疲労が重なるため、さらなる犠牲者の増加が懸念される。




