4月15日午前7時時点で、タイ全土42県のPM2.5濃度が基準値を超過している。大気汚染情報センターの発表によると、北部では211.6µg/m³を記録し「健康に影響あり」の危険水準に達した。東北部も191.6µg/m³と深刻で、中部・西部は89.6µg/m³だった。
基準超過の42県は3地域に広がっている。北部はチェンライ、チェンマイ、ナーン、メーホンソン、ランプーン、ランパーンなど15県。東北部はブンカーン、ノーンカーイ、ルーイ、ウドンタニーなど15県。中部ではナコーンサワン、ロッブリー、サラブリー、ラーチャブリーなど12県が含まれる。
バンコクは21.9〜37.0µg/m³の「やや高め」にとどまった。ソンクラン連休で帰省している人が多く、都市部の活動量が減っていることが数値の抑制につながっているとみられる。
PM2.5の主因である山火事も深刻で、全国で4,579か所のホットスポットが確認されている。うち78%にあたる3,514か所が森林地帯での発生で、北部の乾季恒例の野焼きと重なって大気汚染が悪化した。タイ全土が42度の猛暑に見舞われる中、高温と乾燥がさらに火災リスクを高めている。
7日間の予報では、4月16〜20日にかけて東北部を中心に降雨が見込まれ、一部地域で改善が期待される。ただし北部は当面厳しい見通しで、当局は屋外での活動を控えN95マスクを着用するよう呼びかけている。子供、高齢者、妊婦は室内にとどまるよう求めた。