ブリーラム県ケーンドン郡の市役所前で開かれていたソンクランの水かけイベントで4月14日夜、16歳の少年が20人以上のグループに襲われ死亡した。刃物で体の複数か所を切りつけられ、搬送先の病院で息を引き取った。
ケーンドン警察によると、午後11時半ごろ、被害者の少年が友人とソンクランの祝賀イベントに参加していたところ、敵対関係にあったグループが接近した。18歳の主犯格と15歳の少年を含む20人以上が一斉に襲いかかり、刃物で切りつけと刺突を繰り返した。
逮捕された18歳の男は取り調べに対し、「15歳の後輩が先に被害者に手を出したのを見て、自分も加勢して刺した」と供述した。15歳の少年も身柄を確保されており、警察は現場検証を行った上で残りの共犯者の特定を進めている。
被害者の母親は息子の死を知り、ショックで崩れ落ちた。ソンクランを楽しみに出かけた16歳が数時間後に遺体で戻ってくる事態に、地域住民からも衝撃が広がっている。
ソンクラン期間中は酒が入った若者同士のトラブルが毎年深刻化する。今年は5日間で死者が191人に達し、飲酒運転だけで3,726件が検挙されている。祝祭ムードの裏で、刃物を使った暴力事件が後を絶たない。



