ナラティワート県議員カモンサック氏の銃撃事件に使われた公用車について、ISOCが調査結果を発表した。海軍大佐が海軍大尉に車を貸し出していたことが判明し、「個人の過失であり組織ぐるみではない」との見解を示した。
調査によると、問題の車両はISOCナラティワート県前線司令部に所属する事務用のピックアップで、本来は部隊内の庶務にのみ使用が許可されていた。海軍大佐がこの車を海軍大尉に貸し出し、大尉がそのまま犯行に使用したという経緯である。
ISOCは「車両の貸し出しは個人の判断によるもので、組織としての関与はない」としたうえで、貸し出した海軍大佐には規律違反と刑事上の責任があるとの見解を示した。
首謀者とされるウィロート大尉は依然として逃走中で、共犯の海軍中尉と元レンジャーも未逮捕のままである。公用車の管理体制のずさんさが、国会議員の暗殺未遂を可能にしたという事実は、深南部の軍組織の監視体制に重大な疑問を投げかけている。



