タイ陸軍第2管区が、カンボジアとの国境衝突後に閉鎖されていたタークワイ寺院と丘350を一般公開した。4月13〜16日の9時〜15時限定で、ソンクラン期間中に合わせた特別措置である。
タークワイ寺院はシーサケート県の国境地帯にある歴史的な寺院で、カンボジアとの2度の衝突を経て長期間閉鎖されていた。丘350は軍事的に重要な高台で、両国の緊張の象徴的な場所でもある。
訪問者は指定ルートのみを使用し、軍の規則を厳守する必要がある。自由に歩き回ることは許されず、安全上の理由から行動範囲が制限されている。
先に報じたカンボジア国境の村がソンクランを盛大に開催した状況と合わせると、国境地域の緊張が徐々に緩和に向かっている兆しがある。衝突後に閉鎖された場所を一般に開放するのは、住民にとっても大きな意味を持つ。
タイとカンボジアの国境問題は長年にわたり両国関係の火種となってきた。プレアビヒア寺院を巡る紛争は記憶に新しいが、今回の公開はソンクランの和解ムードのなかで実現した形である。