閣議が承認した77億バーツの経済救済パッケージの具体的な運輸向け補助金額が判明した。対象は全国18万台超の公共交通車両で、車種ごとに金額が設定されている。
ピパット運輸大臣は「事業者に補助を出すだけでなく、乗客の運賃を値上げさせないことが最大の目的」と説明した。補助は燃料を使う公共交通を対象にした2グループに分けられている。
第1グループは旅客車両と公共タクシーである。長距離バスにはソンクラン期間(4月6〜19日)の運賃差額を政府が負担し、チケット価格を据え置く。バンコク都内のロットゥー(乗合バン)・ミニバス・ソンテウには1台あたり5,040バーツの補助金が支給される。
登録は4月16日から開始予定で、対象事業者は運輸省に申請が必要となる。燃料危機で営業を停止していたバイクタクシーなどの小規模事業者にとっては、営業再開の後押しになりそうである。
先に報じた帰省燃料代の倍増が示すように、燃料高は庶民の移動コストを直撃している。公共交通の運賃を据え置くことで、マイカー以外の移動手段を維持する狙いがある。


