ナコンラチャシマ県ピマーイ郡の大手砂糖工場で12日午前10時30分ごろ大規模な火災が発生し、黒煙が空を覆った。消防車を総動員しても鎮火には至っていない。
火元はサトウキビの搾りかす(バガス)が積み上げられた場所で、乾燥した大量のバガスに引火したことで瞬く間に燃え広がった。コンベヤーにも延焼し、工場の生産設備にも被害が及んでいる。
消防隊はピマーイ郡とフアイタレーン郡の自治体から消防車を集結させ消火にあたっているが、火勢は衰えていない。近隣住民には避難指示が出された。
同工場は砂糖の粗糖と精製糖を生産・販売する大手メーカーの施設である。ソンクラン連休中の火災で稼働再開の目処は立っておらず、先に報じた砂糖の小売価格値上げにさらなる上昇圧力がかかる可能性がある。
燃料危機が続くなか、製造業の大規模火災は復旧コストの面でも打撃となる。連休中で人手も限られるなか、消火活動は長期化が見込まれている。


