タイ気象局は4月10日、ソンクラーン連休を含む4月10〜16日の7日間予報を発表した。期間中はタイ全土で猛暑が続き、各地で気温40度を超える見通しである。日中は霞がかかるほどの暑さとなるため、外出時の熱中症対策が不可欠となる。
タイ北部を中心に熱低気圧が居座り、弱い南西風が吹き込む気圧配置が続く。このため大部分の地域で晴れ間が広がる一方、局地的ににわか雨が発生する可能性がある。水かけ祭りで屋外に出る時間が長くなるソンクラーン期間だけに、こまめな水分補給と日陰での休憩が重要である。
連休終盤の16日には天候が一変する見込みだ。中国方面から高気圧が南シナ海へ張り出し、東北部下部と東部で南東風が強まる。猛暑の空気と冷たい気流がぶつかることで、激しい雷雨や突風、さらに一部地域ではひょうが降る恐れがある。
南部は期間を通じて散発的な雷雨が予想されるものの、日中は暑さが厳しい状態が続く。アンダマン海とタイ湾の波は穏やかで、海上の荒天リスクは低いとされている。
すでにパトゥムターニーでは猛暑のなか69歳女性が屋外作業中に倒れて死亡する事例が発生しており、社会保険庁も熱中症の危険性について注意喚起を出している。ソンクラーンの水かけは暑さをしのぐ伝統行事でもあるが、今年は例年以上に体調管理への意識が求められる。帰省や旅行で長距離を移動する人は、16日以降の急変にも注意が必要である。