パタヤ市は4月10日午前、ラン島のターウェンビーチ桟橋で水上警察の公共サービス拠点を新設する開設式典を開催した。ポラメート・ガムピチェット市長をはじめ、マノット・ノンヤイ副市長、ダムロンキアット・ピニチカン副市長らが出席し、「観光都市の安全を水上警察の公共サービス拠点で向上させるプロジェクト」の始動を宣言した。
新たに設置されたサービス拠点は、パタヤ沖の離島であるラン島を訪れる観光客の安全確保を主な目的としている。ターウェンビーチはラン島で最も人気の高いビーチの一つであり、桟橋は本土からのフェリーが発着する島の玄関口にあたる。
水上警察の拠点が桟橋に常設されることで、海上での事故や緊急事態への初動対応が迅速化されることが期待される。ラン島は日帰り観光客から長期滞在者まで幅広い旅行者が訪れるため、海上の安全インフラ整備は以前から課題とされてきた。
パタヤ市は近年、観光客の安全対策を相次いで強化している。物乞いの取り締まり作戦や夜間パトロールの拡充に続き、今回の水上警察拠点はその一環に位置づけられる。
ソンクラーン連休を控え、ラン島への渡航者が増加する時期の開設となった。パタヤ市としては、海の安全を目に見える形で示すことで、国内外の観光客に安心感を提供する狙いがある。