パタヤの両替所で2026年4月8日夜、インド人観光客2人が3人組の詐欺師に騙され、合計US$900(約2万8千バーツ)を騙し取られた。被害者は防犯カメラ映像を証拠として警察に届け出た。
事件の手口
被害者はインド国籍のヴァスデフ(35歳)とメフルクマール(34歳)の2人組で、パタヤ中心部の両替所付近を歩いていたところ、3人組の詐欺師に声をかけられた。
3人組は「良いレートで両替できる場所を知っている」と持ちかけ、2人を誘導した。両替のプロセスで偽札や金額を誤魔化す手口でUS$900を騙し取り、逃走した。2人は直後にパタヤ市警察署に被害届を提出し、防犯カメラ映像を証拠として提示した。
典型的な両替詐欺
今回の手口は「両替詐欺(money exchange scam)」と呼ばれる典型的なパターンだ。手慣れた詐欺師が「非公式の好レート両替」を持ちかけ、外国人旅行者を誘導する。偽札を混ぜる、金額を少なく渡す、混乱させて抜き取るなど手口は多様だ。
パタヤでは年間を通じてこうした詐欺が発生しており、タイ観光警察のリストでも上位の被害類型となっている。
対策と注意点
正規の銀行・大手両替チェーン(Super Rich、VasupaCash等)を利用することが最も安全だ。街頭で話しかけてくる見知らぬ人の「特別レート」の申し出は、詐欺の可能性が高いため断ることが推奨される。
また万が一被害に遭った場合は、観光警察ホットライン(1155)に電話するか、最寄りの観光警察署に直接向かうことが効果的だ。クレジットカードを使えば両替自体が不要なことも多い。
タイ観光統計によると、パタヤを訪れる外国人は年間600万人以上で、被害届の実件数は氷山の一角とも言われている。