ラチャブリー県の動物飼料工場に大量のディーゼルが備蓄されているのが発見された。県のエネルギー局、商務局、計量局、軍の内部安全保障司令部、警察が合同で立ち入り検査を実施した。
工場はフアイパイ地区にある飼料製造会社で、キャッサバチップや米ぬか、トウモロコシなど規制品目の原料を扱っていた。敷地内から複数のディーゼルタンクが見つかり、合計14万2,000リットルに達した。
工場の責任者は「最近ディーゼルが手に入りにくいので、自社の事業用に買い置きした」と説明した。しかし14万2,000リットルは一般的な工場の数か月分に相当する量で、当局は不自然な備蓄として調査を続けている。
この規模はコラートのガソリンスタンドで見つかった24,000Lの約6倍、ソンクラー国境の地下タンクの10万Lをも上回る。燃料危機が深刻化する中、工場や事業者が「買い占め」に走っている実態が浮き彫りになった。
合法的な備蓄であっても、一事業者がこれだけの量を抱え込めば市場に回る燃料が減る。海上で5,700万Lが消失する一方で、陸上でも大量の燃料が倉庫に眠っている。供給不足の原因は中東情勢だけではなく、国内の買い占めも一因であることが鮮明になりつつある。





