首相副官房長官のラチャダー氏は3月30日、政府がバイオディーゼル燃料「B20」の販売を開始したと発表した。燃料危機が続くなか、運輸・工業部門のコスト削減と国内パーム油農家の支援を同時に狙う施策だ。
B20は従来のB7ディーゼル(バイオディーゼル7%混合)に対し、国産パーム油由来のバイオディーゼルを20%混合した燃料。対応車両であればB7と同じように使用できる。
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首相副官房長官のラチャダー氏は3月30日、政府がバイオディーゼル燃料「B20」の販売を開始したと発表した。燃料危機が続くなか、運輸・工業部門のコスト削減と国内パーム油農家の支援を同時に狙う施策だ。
B20は従来のB7ディーゼル(バイオディーゼル7%混合)に対し、国産パーム油由来のバイオディーゼルを20%混合した燃料。対応車両であればB7と同じように使用できる。
燃油基金管理委員会はB20の販売価格をB7より1リットルあたり約5バーツ安く設定した。3月30日時点のディーゼルB7価格は38.94バーツ/Lであり、B20は約34バーツ/L前後となる計算だ。
販売拠点は大手3社から順次拡大する。バンチャックはプラカノン、ソンクラー、サラブリーの油槽所で既に供給を開始。ORグループ(旧PTTリテール)もソンクラーとサラブリーで稼働中だ。シェルは4月上旬に販売を始める予定。
政府はB20を「エネルギーの選択肢を増やす施策」と位置づけている。パーム油の国内消費を拡大することで、パーム農家の収入安定にもつなげる狙いがある。
ただしB20対応の車両は限られており、古いディーゼルエンジンでは使用できない場合がある。給油前に車両の取扱説明書を確認する必要がある。
経済3月30日のタイ燃料価格をPTT基準で確認。ガソホール95は41.05バーツ、ディーゼルB7は38.94バーツ。価格上限撤廃後も大きな変動はなく推移している。
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