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チェンマイのPM2.5で耳鼻咽喉科の受診急増、医師が警告

チェンマイのPM2.5悪化に伴い、耳・鼻・喉の疾患で受診する患者が急増。医師は鼻炎や咽頭炎の増加を報告し、N95マスクの着用と屋外活動の制限を呼びかけている。

チェンマイが大気汚染で世界ワースト1位に達するなか、PM2.5による健康被害が具体的な数字となって表れ始めた。耳・鼻・喉(ENT)の疾患で受診する患者が増加していると、現地の医師が警鐘を鳴らしている。

タイ北部では毎年2〜3月にPM2.5濃度がピークを迎える。今年は特に深刻で、チェンマイでは6日連続で基準を超過した。微小粒子が気道を刺激し、鼻炎や咽頭炎、気管支の炎症を引き起こす。既往症のある患者や高齢者、子供は症状が悪化しやすい。

医師によると、のどの痛みや鼻水、くしゃみに加え、慢性的な咳や声のかすれを訴える患者が目立つという。PM2.5の粒子は直径2.5マイクロメートル以下で、通常のマスクでは防ぎきれない。N95マスクの着用が推奨されている。

チェンマイへの旅行者は屋外活動を最小限に抑え、ホテルの室内で過ごす時間を増やすことが望ましい。特に持病がある人は渡航前に医師に相談し、常備薬を多めに持参すべきだ。IQAirなどの大気質アプリでリアルタイムの数値を確認する習慣も有効だ。