タイ食品医薬品庁(อย./FDA)が5月12日、サプリメント「VTEAY MAGNESIUM GLYCINATE + ZINC」を販売するオンライン店舗の閉鎖をプラットフォーム各社に指示したと公式FB「FDA Thai」で発表した。この販売者は他製品のFDA登録番号を「なりすまし」で表示した上、偽造の許可書類を使って公式店舗(Official Store)を開設していたという二重の悪質な手口だった。スパッタラー薬剤師(สุภัทรา บุญเสริม)が長官として現場対応を統括した。
FDA長官の説明によると、オンライン健康製品の継続的監視で、安価販売の詐欺行為・他製品のFDA番号を表示・公式店舗の権威を悪用というパターンが確認された。製造業者は不明だが、販売者が偽造書類でプラットフォーム上の信頼性を装っていた。タイFDAは全プラットフォームに「登録書類と実商品の照合厳格化」を要請しており、消費者には「購入前に必ずFDA番号をoryor.comで確認」と呼びかけている。
オンライン健康製品市場の偽造問題
タイのオンライン健康製品市場はShopee・Lazada・TikTok Shop・Facebook Marketplace・Line OAを中心に急成長しているが、FDAはなりすまし・偽造製品の摘発に長年苦戦してきた。今回を機に、Shopee・Lazada・TikTok Shopなど大手プラットフォームによる店舗開設時の書類審査強化と疑わしい商品の自動検知が求められる。
VTEAY MAGNESIUM GLYCINATE + ZINCを購入してしまった消費者は、健康被害の有無を確認した上で飲用を中止し、医師に相談することが推奨される。サプリを購入する際は「安すぎる商品は疑う」「FDA番号の照合は必須」「公式店舗の称号だけで信頼しない」という基本的な姿勢が重要だ。
