タイの社会保険制度(ประกันสังคม)に加入している被保険者(第33条・第39条加入者)は、毎年1回の指定病院変更の権利を行使できる。2025〜2026年度の変更締め切りは3月31日で、これを逃すと次の変更機会は翌年になる。
手続きは5つの方法で可能だ。ウェブサイト(sso.go.th)、公式アプリ「SSO Plus」、LINE公式アカウント(@ssothai)、政府サービスアプリ「Thailand Digital Wallet」対応窓口、そして社会保険事務所の窓口でも受け付けている。
指定病院の変更が必要なケースは複数ある。転居した場合、現在の指定病院が不便な立地にある場合、医師・施設の質に不満がある場合、通勤・生活圏が変わった場合などだ。タイの社会保険では国立病院・私立病院のどちらからも選べるが、指定外の病院で受診した場合は原則として保険が適用されない(緊急の場合を除く)。
タイの社会保険は一般的に民間企業で働く労働者(第33条)と、任意加入の個人事業主・フリーランス(第39条)をカバーしている。月収の5%を保険料として納め、医療・出産・障害・老齢・失業の各給付が受けられる。病院の指定変更は毎年1月〜3月31日の期間のみ可能だ。
タイで就労する外国人も社会保険への加入義務がある。日系企業の駐在員・現地採用社員も例外でなく、毎年の変更期限を把握しておくことが重要だ。日本語での案内が充実している病院を指定できると、急な受診の際に安心感が増す。
