タイのSNSで「モチ(โมจิ)を食べると尿意が減る」という噂が広がり、漢方医と西洋医の両方が見解を述べた。
中医学の立場では、もち米には「温性」の性質があり、体を温めて水分の代謝を緩やかにする効果があるとされる。そのため一時的に尿の頻度が下がる感覚が生じる可能性はあるという。
一方、西洋医学の立場では、モチの糖質(でんぷん)が消化過程で水分を吸収し、体内の水分バランスに影響を与える可能性を指摘する。ただし「尿意を減らす」という表現は誤解を招きやすく、科学的に立証されたものではないと注意を促している。
モチはタイでもコンビニや屋台で人気のスイーツだ。大福やモチアイスとして日本食ブームとともに広まった。
医師は「食べ物で排尿パターンをコントロールしようとするのは推奨しない。頻尿に悩む場合は泌尿器科を受診すべき」と助言している。SNSの健康情報を鵜呑みにせず、医療機関に相談することが重要だ。