3月26日、外国人投資家がタイ証券取引所(SET)でNVDR(タイ預託証券)経由の売買を活発化させた。取引額は約402億バーツで、市場全体の31%を占めた。343銘柄で売り越しが記録され、外国人マネーの流出が鮮明だ。
| 順位 | 銘柄 | 売り越し額 | 出来高比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | DELTA | 11億バーツ | 35.08% |
| 2 | ADVANC | 2.75億バーツ | 35.58% |
| 3 | BDMS | 2.38億バーツ | 31.59% |
| 4 | TRUE | 2.30億バーツ | 46.63% |
| 5 | AOT | 1.93億バーツ | 34.38% |
DELTAが11億バーツの売り越しで圧倒的トップ。買い10.3億バーツに対し売り21.5億バーツと、同銘柄の出来高の35%を外国人が占めた。テクノロジー・通信・医療・交通セクターに売りが集中している。
TRUEは出来高の46.63%が外国人取引で、最も外国人依存度が高かった。これらの主要銘柄から外国人が一斉に資金を引き揚げている構図は、中東紛争と原油高によるリスク回避の動きを反映している。
タイ株への外国人投資家の売り越しは数週間にわたり続いている。SET指数の下値支持は1,420ポイントと予想されており、外国人の売りが止まるかどうかが反転のカギを握る。