タイの石油元売り大手PTT Stationが5月14日午前5時から、ガソリン・ガソホール全種類とディーゼルの小売価格を1リットルあたり0.70バーツ(約3.4円)値上げする。プレミアム燃料のみ据え置き。在タイ日本人ドライバーの月々の燃料代や、Grab・物流・タクシーの運賃環境にも直結する改定だ。13日のうちに満タンにしておきたい層は急ぐ必要がある。
ガソリン95は53.64バーツ/L、ガソホール95は44.05バーツ/Lに
PTT Stationの発表によると、改定後の小売価格はガソリン95が1リットルあたり53.64バーツ(約261円)、ガソホール95が44.05バーツ(約215円)、ガソホール91が43.68バーツ(約213円)、E20が37.05バーツ(約180円)となる。E85など他種類にも同様に0.70バーツの上乗せが反映される予定だ。
プレミアムガソリンのみ据え置き
今回の改定は通常グレードのガソリン・ガソホール・ディーゼルが対象で、プレミアムグレード(高オクタン価のハイグレード品)の小売価格は据え置きとなる。プレミアム利用者にとっては影響なし、レギュラー利用者には直撃する形となった。
ディーゼル値上げで物流・Grabコストにも波及
ディーゼル0.70サタン上昇は、トラック輸送、宅配、Grab・タクシー業界の運行コストに直接効いてくる。ここ数か月のタイでは燃料補助金の縮減・調整が断続的に続き、小売価格は1週間単位で動く局面が増えている。今回の改定もそうした調整の一環とみられる。
在タイ日本人ドライバーの賢い対応
5月13日のうちに給油すれば、1リットルあたり0.70バーツ安く済む。ガソリン50リットルで35バーツ(約170円)、ガソホール100リットルなら70バーツ(約340円)の差になる。週1回給油するペースのドライバーなら、1か月で数百バーツの節約が可能だ。週単位の小幅改定が続いているため、ニュースを見て前夜に給油する習慣が、地味だが効く節約術として定着しつつある。