タイ・パトゥムタニー県のレストランで2026年3月24日夜、警備員のポーンテープ容疑者が、隣のテーブル客と口論になった男性客を瓶で殴り、さらにナイフで刺して重傷を負わせる事件が発生していた。タンヤブリ郡裁判所が3月26日付で逮捕令状を発行し、警察制圧課が5月13日にパトゥムタニー県サムコック郡のガソリンスタンドで身柄を確保した。被害者は瀕死の重傷を負い、容疑者は殺人未遂とナイフ違法所持の罪で立件される。
3月24日夜、ブンイーター町のレストランで発生
事件はパトゥムタニー県ブンイーター町のレストランで2026年3月24日夜に発生した。被害者の男性は友人グループとレストランで食事と酒を楽しんでいたところ、友人の1人が隣のテーブルの客と口論になった。隣のテーブル客はレストランの警備員ポーンテープ容疑者の知人だったため、警備員が割って入る形で被害者側に襲いかかった。
瓶で頭を殴打、ナイフで刺して重傷
容疑者は瓶で被害者男性の頭を殴り、さらにナイフで身体を刺して重傷を負わせた。被害者は病院に搬送されて治療を受けたが、瀕死の状態だったと報じられている。タンヤブリ郡裁判所は3月26日付で逮捕令状第286/2569号を発行、罪状は「殺人未遂」と「公共場所での正当な理由なきナイフ携行」だ。
5月13日、パトゥムタニー県のガソリンスタンドで逮捕
警察制圧課のパッタナサック・ブッパースワン警察少将が指揮し、チェートニパット・シリワット警察大佐とティーラデート・アルンノパラット警察少佐が現場逮捕を担当した。容疑者の身柄は2026年5月13日、パトゥムタニー県サムコック郡チェンラックヤイ町ムー4のガソリンスタンドで確保された。事件発生から約1ヶ月半後の逮捕となる。
在タイ日本人にも警告、ナイトライフでの席トラブルに注意
パトゥムタニー県はバンコク北部の隣接県で、駐在員家族の住宅地や大学、工場が多く、レストランやパブを使う日本人も少なくない地域。今回の事件は、客同士の小さな口論が警備員の介入で重傷沙汰になった構図で、タイのナイトライフ施設での「席が近い客との接触」に潜在的なリスクがあることを示している。在タイ日本人にとっては、酒席でのトラブル回避、不審な客や警備員には近づかない、夜遅くの飲食店利用は信頼できる店を選ぶといった自衛が重要となる。