チェンライ県テーン郡の住宅で5月11日午後、オンライン商品レビューを自宅からライブ配信していた24歳のシワコン氏が、隣家の44歳ジーラポン容疑者から銃で撃たれ右腕を負傷した。動機は「配信の音がうるさい」。容疑者は犯行後、現場から約10km離れたゴム園に逃走したが、テーン警察署が身柄を確保した。
ライブ配信中に銃声、24歳の右腕に被弾
シワコン氏は5月11日午後5時頃、自宅でオンライン商品レビューのライブ配信を友人と行っていた。配信中に銃声が響き、シワコン氏が倒れる様子は映像にそのまま残ったとされる。友人がシワコン氏をテーン病院に搬送し、右腕の銃創を治療。13日時点で容態は安定している。
動機は「ライブ配信の音がうるさい」、隣家の44歳が逮捕
逮捕されたのは隣家のジーラポン容疑者(44歳)。シワコン氏のライブ配信の音について以前から不満を持ち、これまでも口論になっていたという。事件後はゴム園に潜伏していたところを、テーン警察署と特別機動隊が約10km離れた地点で身柄確保した。容疑者は「自分は撃っていない」と否認している。
凶器は手作り長銃「ガップ・ヤーオ」、鶏舎の裏に隠匿
押収された凶器は、タイで違法所持が問題になっている手作り長銃「ガップ・ヤーオ」と呼ばれるタイプ。シワコン氏宅の塀に隣接した鶏舎の裏から、銃身と腰袋がまとめて発見された。テーン警察署は殺人未遂と銃器等違法所持の容疑で捜査している。
地域の証言と今後の焦点
地区のコミュニティリーダーは、ジーラポン容疑者について「日常的に騒音や物を投げる問題行動があり、薬物関連や当局への挑発行為もあった」と話している。容疑者の否認と矛盾する物証は今のところ鶏舎裏の銃のみで、捜査は動機の立証と銃の入手経路の特定に進む見込み。