パタヤのナークルアで行われていた水かけ祭り「ワンライナークルア」で18日午後、カレン族グループがカンボジア人グループを襲撃する事件が起きた。35歳のカンボジア人男性が右腰を鉄製やすりで刺され、大きな裂傷を負って病院に搬送された。
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通報があったのは4月18日15時45分。サワーンボーリブーン・パタヤ財団の救急通信センターが、刺傷事件の発生を受信した。現場はチョンブリー県バンラムン郡ノンプルー区ムー5、スクムビット通り側のアモン市場入口付近である。バンラムン署の警官と救急隊が急行した。
救急隊が到着すると、35歳のカンボジア人男性ナング氏が路上に倒れていた。右腰に大きな裂傷があり、鉄製やすりで刺されたとみられた。本人は意識があり「ミャンマー人集団に襲われた」と話したが、取材で現場を調べた記者と住民によれば、実際にはカレン族のグループだったと判明した。
男性が助けを求めて駆け込んだ家屋から200メートルほど離れた、豚肉店前の路上に格闘の跡が残っていた。割れたガラス瓶の破片が散乱し、歩道には血痕が続いていた。目撃者の住民は、事件の直前まで「カレン族とカンボジア人のグループが一緒に水をかけ合い、音楽をかけて踊っていた」と証言している。
何がきっかけで争いに発展したのか、警察は目下調べている。水かけ祭りの高揚と酒、言葉が通じない外国人同士の小さな諍いが、やすりでの刺傷まで一気にエスカレートするのはタイ各地で繰り返される悪習のひとつである。今年のワンライナークルアでは初日の朝に交通死亡事故も発生しており、パタヤは穏やかではない一日となった。
