パタヤのナークルアで毎年4月18日に開かれる水かけ祭り「ワンライナークルア」の初日、朝早くからバイクの死亡事故が発生した。信号のある三叉路でバイクがソンテウ(乗合バス)に高速で突っ込み、34歳の男性ライダーが死亡した。
事故は4月18日午前9時50分、チョンブリー県バンラムン郡ナークルア2区、ワット・サワンファー入口付近の「チャーンガソリンスタンド三叉路」で発生した。バンラムン署の副捜査官マノーチ氏とサワーンボーリブーン・パタヤ財団の救急隊が現場に駆けつけたところ、路上に男性が倒れているのを発見。運転していたジランタニンさん(34)は手足を骨折する重傷で、すでに息絶えていた。同乗していたとみられる女性ニサラットさん(32)は体に擦り傷を負い、パタヤパッタマクン病院へ運ばれた。
バイクはホンダ・クリックの白色で、ナンバーは「1 กถ 282」。ソンテウの運転手は「バイクが猛スピードで突っ込んできた」と話している。ソンテウの車体は大破した。
ワンライナークルアはパタヤ市ナークルア地区が毎年4月18日に開く水かけ祭りで、ソンクラン本番(4月13〜15日)が終わった後に行う「パタヤ版ソンクラン」として知られる。近隣住民や観光客が押し寄せ、通りで水鉄砲やバケツで水をかけ合う。祭りの初日朝、水かけが本格化する前のタイミングで、最初の犠牲者が出た。
今年のソンクラン本番の7日間では、全国で事故死者が242人に達し、うち6割がバイク事故だった。本番の集計は終わったが、パタヤのワンライナークルアや一部地方に残る「水かけ継続」で、4月後半まで事故はやまない。
在住の日本人も、4月18〜19日にナークルア周辺を通るときはバイクの飛び出しや水かけによる視界不良に注意したい。ソンテウは水をかけられて急停車することが多く、後ろを走るバイクとの車間が詰まりやすい。