ナーン県パワ郡のフアイイェンのカーブで4月18日17時55分頃、ピックアップトラックがカーブでコントロールを失って横転し、現場で5人が死亡、その後3人が追加で死亡して計8人が亡くなる惨事が起きた。負傷者は11人に上る。
事故現場はシーラレン区バンナーレー ムー8のフアイイェンカーブで、緩やかに湾曲する峠道である。パワ警察署と救急隊が駆けつけると、ピックアップは車体を完全にひっくり返し、タイヤが空を指す姿で止まっていた。現場の路上には乗っていた人たちが投げ出されており、到着時点で5人がすでに亡くなっていた。
その後、重傷で病院に搬送された乗客のうち3人が追加で亡くなり、死者は合計8人となった。負傷者は11人で、一部は重体のまま集中治療を受けている。
救助にあたったのは、パワ警察署のパトロール隊、ソムデット・プラユパラート・パワ病院の救急隊、サターン亜郡行政機構、パワ町役場、シーラレン町役場の合同チームである。怪我人は同病院に急送され、治療を受けている。
警察は速度超過と、雨とカーブが重なって視界が悪化したことが原因ではないかとみて、運転手の操作、車両の状態、路面状況を含めて詳しく調査する。同じ時間帯、ナーン県を含む北部では夏の嵐が広い範囲を襲っており、関連記事:ドイ・アンカーンが雪のような雹で白く、チェンマイ4郡8区が被害。
1台のピックアップでこれだけの死傷者が出る事故は、荷台への多人数乗車が背景にあるとみられる。タイの地方では荷台に10人以上が乗って移動するのが日常で、事故が起きた際の犠牲が大きくなる構造がある。ソンクラン7日間で死者242人の集計が終わったばかりの直後、また多数の犠牲者が出た。