タイ気象局は4月16日、夏の嵐に関する警報第4号を発令した。4月16〜20日にかけてタイ北部を中心に大雨、強風、雹の恐れがあり、バンコクも影響範囲に含まれている。
警報は高リスク県と中リスク県に分類されている。北部のチェンマイ、チェンライ、ランパーンなどが高リスクに指定され、東北部のコーンケーン、ウドンタニーなども含まれる。バンコクとその周辺は中リスクだが、突発的な強風や短時間の豪雨に注意が必要である。
先日の42度の猛暑から一転、大気が不安定になる時期に入った。猛暑で温められた地表の空気が上昇気流を生み、積乱雲が急速に発達する。ブリーラム県のダムでは嵐でユーカリの大木が倒れ観光客6人が負傷する事故が実際に起きている。
気象局は屋外のイベントや農作物への注意を呼びかけている。大きな木の下や不安定な構造物の近くは避け、雷雨時は建物内や車内に退避することが推奨されている。特に帰省ラッシュの帰路にあたるドライバーは、突然の視界不良や冠水した道路に警戒が必要である。
ソンクラン連休の帰省ラッシュと嵐が重なるタイミングで、5日間で191人が死亡した交通事故に続き、悪天候による二次災害のリスクが高まっている。

