ソンクラン最終日の4月15日、パヤオ県クワーンパヤオ湖周辺の水かけ会場で若者グループ同士の集団乱闘が発生し、大勢の観光客がパニック状態で逃げ惑った。警察が出動して鎮圧にあたった。
事件は湖を囲む道路上で起きた。水かけを楽しんでいた多くの市民や観光客の真ん中で、複数の若者グループが突然殴り合いを始めた。原因は「にらみ合い」とみられ、酒が入った状態での些細な口論がエスカレートしたとされる。
乱闘が広がると、周囲にいた家族連れや観光客は叫び声を上げながら逃走。子供を抱えた親が転倒する場面もあったという。通報を受けた警察が急行し、複数の若者を制止・拘束して事態を収拾した。
ソンクラン5日間で191人が死亡した交通事故に加え、各地で暴力事件が相次いだ今年の連休。ブリーラムでは16歳の少年が20人以上に刺殺される事件、チェンマイでは眼窩を骨折した青年がCAの夢を絶たれる事件も起きている。
ソンクラン最終日に観光客でにぎわうパヤオの名所で起きた乱闘は、「楽しい水かけ祭り」の裏側を改めて露呈させた。祝祭ムードと飲酒が重なる環境で、暴力がどれほど身近にあるかを物語っている。





