4月24日から、タイの警備員が1日8時間を超えて勤務した場合、時給の1.25倍以上の残業代を支払うことが義務化される。副報道官のラリダー氏が4月16日に発表した。
新たに施行される省令は「警備・監視業務に従事する労働者の残業代および8時間超勤務の報酬に関する規定」で、これまで残業代の対象外とされていた警備員にも労働基準法の保護が及ぶことになる。
タイの警備員は24時間シフトや12時間シフトが一般的で、長時間労働が常態化していた。コンドミニアムやオフィスビル、工場などで働く警備員は、日勤・夜勤を問わず8時間を大幅に超える勤務を強いられるケースが多かった。
新省令により、8時間超の勤務には通常時給の1.25倍以上を支払わなければならない。休日出勤の場合はさらに割増率が適用される。違反した事業者には罰則が科される。
タイには推定数十万人の警備員がおり、コンドミニアムの管理費や企業のセキュリティコストに影響が出る可能性がある。在タイ日本人が暮らすコンドミニアムでも管理費の値上げにつながる可能性があり、今後の動向が注目される。



